報酬制度で決定されるものとは?
報酬制度とは、人事制度のなかで従業員の収入に直接かかわって来る制度です。報酬制度で決定されるのは、基本給、手当、賞与、退職金といったものがあげられます。固定で支払われる基本給に関しては、従業員の等級、実力、業績や成果などからみて決めます。手当は職員の勤務地や特殊な条件、扶養家族の有無によって変わります。そして、退職金は従業員の退職の際に支給される報酬を指します。そこからさらに従業員の意欲や意識を上げるために、賞与などを設ける企業も存在します。
報酬制度で従業員の収入を守る
報酬制度という人事制度は、従業員の給料を守るためにも必要です。明確に制度として存在しているからこそ、給与の未払いや不当に安い金額での雇用に繋がらずに、適切な金額を受け取ることが可能となっています。また、報酬制度をしっかり組み立てておけば、従業員の意欲にも繋がり、さらによりよい経営戦略に乗り出すことも可能です。